中学/高校留学の予備知識
- 1.留学する理想的な学年について
卒業目的の留学なら中学3年卒業後の4月からの留学がベストです。北半球の国々では新学期は9月ですが、それまでに語学研修などを通して語学力を高めることが可能です。
南半球の国々では新学期が1月末ごろですので、理想は1月からです。ただ、毎学期入学が可能ですので、4月の2学期からの入学は日本の学校を終了してスムーズに転校ができる点でベストといえます。
1年間留学では帰国時に高校3年生終了までに戻らなければなりませんので、高校2年の3学期からの留学が最終リミットと言えます。
2.入学時期について
イギリス、アイルランドは3学期制で、入学時期は9月。学校によっては1月、4月の入学も可能です。カナダ、アメリカは多くの学校がセメスター制ですので、入学は8月下旬から9月と、1月も可能です。
オーストラリアやニュージーランドは4学期制ですので年4回(1月、4月7月10月)入学が可能です。1年間留学は日本の在籍校の単位認定が必要ですので、学期の初めが理想といえます。卒業留学の場合はどの学期からでも可能です。
3.留学期間について
1学期間留学(2、3学期間も可)、1年間留学(交換留学)、卒業留学(複数年留学)があります。1学期間や2学期間留学が可能な国はオーストラリアとニュージーランドになります。1年間留学から複数年留学への切り替えは現地で可能ですが、費用と時間がかかります。
4.公立校と私立校の違いについて
アメリカは公立高校交換留学以外は私立学校になります。尚、学生ビザで行く1年間だけのアメリカの公立高校への留学も可能です。イギリスは私立学校(全寮制がほとんど)だけですが、一部の学校で、6か月までの文化交流プログラムで、公立学校に入学が可能です。オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アイルランドは公立、私立とも可能です。公立学校はホームステイの滞在になり、私立学校は寮制の学校が主体で、国によてはホームステイも可能です。私立学校は主に宗教系の学校で、公立学校に比べると費用も高くなります。
5.希望校の選択について
アメリカ公立高校交換留学以外は留学先の学校を選べます。なお、学校によっては日本での成績不振などの理由で入学できないこともあります。
6.英語力について
英語力についてですが、エース留学センターの留学選考には直接影響しません。英語力が高ければ高い方が良いのですが、一般的に、英検準2級程度の英語力がありますと留学してから比較的早く現地の授業についていけるようになります。ただし、アメリカ交換留学プログラムにおきましては、最低、英検2級が必要です。
7.学校の成績が悪いと留学できないのでしょうか?
日本の在籍校の成績は合否には影響がありません。成績に応じた学校を紹介紹介できますが、成績によっては志望校に入学ができない場合もあります。
エース留学センターでは不登校、高校中退者にも留学可能な学校を提供しています。お問い合わせください。
8.留学費用について
一般的な目安ですが、留学費用の高い順は英、米、アイルランド、加、豪、NZです。州や都市によって費用も変わり、私立、公立でも学校によっても費用が異なります。安い方のニュージージーランドの1年間の総費用(お小遣いを除く)は約300万円、高い方のイギリスは600万円程になります。カナダではノバスコシアやニューファンドランドへの留学は、ブリティシュコロンビア州のバンクーバー周辺に比べると、半分近い費用で可能になります。なお、各国の為替変動によって大きく変動します。
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